2021年12月1日
アビームコンサルティング株式会社との提携について
ベーシック・キャピタル・マネジメント株式会社(代表取締役社長 金田 欧奈、東京都中央区、以下「BCM」)は、アビームコンサルティング株式会社(代表取締役社長 鴨居 達哉、東京都千代田区、以下「アビームコンサルティング」)と提携し、中小企業のDX推進による企業価値の向上に向けた協業を開始します。
中小企業は、日本における企業全体の99.7%を占めており、日本経済の基盤であるとともに、新産業の創出や地域経済の活性化といった社会的に重要な役割を担っています。
一方で、中小企業の労働生産性は、慢性的な経営資源不足などから過去20年間にわたり大きく変化していません。将来的に日本の人口減少が見込まれる中、日本経済の更なる成長のためには、中小企業の労働生産性を高めていくことが急務となっています。
経営資源不足を補って中小企業の生産性向上を実現するための手段としてDXの推進があげられますが、必要な専門知識を持った人材を各企業で確保することが難しく、多くの中小企業は課題を抱えたままとなっています。
BCMは、数多くの中小企業の経営を支援する中で、DX活用による企業の生産性向上余地が大いにあることを痛感し、その実現のための専門性を有する企業との提携を模索、アビームコンサルティングと本取組について合意に至ったものです。
長年にわたり中小企業への経営支援を手掛けてきたBCMが、日本発、アジア発のグローバルコンサルティングファームとして、様々な企業や組織の変革を支援してきたアビームコンサルティングが保有する業務改革やDXに関する知見を取り入れ、BCMが経営を支援する中小企業の生産性向上を実現し、企業価値の拡大と、それを通じた日本経済の活性化を目指します。
中小企業が抱えている課題にはデジタル技術の活用による解決が想定されるものが多い一方で、組織や業務プロセスに課題がありツールを活用しきれない状況にあるケースが多く見受けられます。あるべき業務プロセスを設計しツールの効果を最大限発揮できる環境を整えながら、デジタル技術を導入・活用することで、支援先の中小企業が生産性を大きく向上させ、企業価値の向上を実現できるよう、連携して支援してまいります。
<BCMについて>
ベーシック・キャピタル・マネジメント株式会社は、2002年に中小・中堅企業を投資対象とする投資ファンド運営会社として設立されました。事業承継、カーブアウト、新興企業の成長支援等、様々なケースで、投資先経営陣と対話しながら、個社毎の実情に合わせたきめ細かいアプローチにより、価値ある企業の永続的な成長を支援することで、日本経済に貢献して参ります。